2014年5月8日木曜日

vol.22 草戸山(くさとやま)2014/05/06 GW

新緑がきれいな季節、GWの最終日にもくもくハイキング部の春シーズンをスタートしました。
例年に比べると早めのスタート。ハイキング部から登山部への復活を目指して、少しやる気を見せているような気が・・・!?

とにかく今年の初戦なので、軽めのハイキングをと高尾山の隣の山々・南高尾山稜の草戸山に行ってきました。さすがにGWなので京王線高尾山口駅は混んでいましたが、草戸山に向かう人はあまりというか全然いなかったので、最初は三人だけでひっそり登山口に到着。最初はいきなり急な登りがずっと続く間、誰にも会わず、静かなしんとした緑の中に自分たちだけでした。途中でやっと出会った女性一人登山な方にさらりと抜かされ(私らの間では、山にさらりとエレガントに登るお姉様を“山マダム”と呼んでます)、その後、ぽつぽつと逆ルートの方とすれ違ったものの、とにかく東京都と神奈川県の境であの高尾山の隣とは思えない静けさのある山でした。

今回の一番はなんと言ってもヤマツツジ。
まさに開花時期にドンピシャで、新緑の中にキレイな朱色(というかコーラルレッドかな)がそこかしこにたっくさん。
この季節の新緑とヤマツツジの色の相性のよさったら、やばい。
急な登りで息があがる中でも、ふわっと優しい気持ちになる。足のだるさを忘れちゃう。
(ここで忘れても後で思い出すんだけんど。なんなら筋肉痛で後日でも思い出すけど)

あまりにキレイで心を奪われ!?、左右にあった分かれ道でスマホの方角に基づいて左を選んだんですが・・・道の選択がまつがってました。
ヤマツツジの咲き誇る道、ヤマツツジのトンネルを抜けてわきゃわきゃ言って前進していたら、道がない。いや、ここは道だろうかと、急な斜面をじりじり降りてみる。斜面の下に道らしきものがあったのだけど、それが途中でまったくなくなっていた。こりゃ間違えた、元の場所に戻ろうと斜面をよじ登ったら後から山に慣れていそうなカップルに遭遇。話してみると行き先も同じ、地図も方角も見たしこっちで合っているんじゃないかと言われる。いやいや、その斜面の下、道ないですよと言うと、じゃあ見てみましょうと降りてくれたのですが、下から「やはり違いますねー道ないですー」と。素直に引き返しました、とさ。元の分岐点に戻ったら、よく来られるという老夫婦ハイカーさんにもうひとつの道が正解だと教わりました。

ほんの10数分のプチ遭難だったのだけど、あとにも先にもその場所のヤマツツジが一番キレイでした。ヤマツツジが誘ったのかなー(←ヤマツツジのせいにしてみた)
気分が上がり、何枚も写真を撮ってしまった。


街中にあるツツジに比べると大きさが小さくて色も優しげ。街中のはハデな都会のねーちゃんで、山中のはちょっと素朴なガールって感じかな。

ヤマツツジは咲き始めのものが色濃くて強めの朱色なのですが、咲いているうちにだんだんと色が淡くなっていくのだそうです。・・・と、山オジサンから教わりました。








私はこの写真↓くらいの少し淡めな位が好きかな。

草戸山は「高尾山を卒業した方におすすめ」というふれこみでしたが、道がわかりやすく少しハードになっているけどルートも多いし、ヤマツツジのキレイさや山なムードは確かにそうかもしれませぬ。

天気予報では晴れるという話でしたが、一日中曇りで肌寒くて下山してからはひたすらホットコーヒーが飲みたい気分。山というとお店があまりない駅が多いのですが、さすがにそこは高尾山の隣。高尾山口駅に戻って、コーヒーにありついたのでした。

あ、私はおしるこでした。by 部員M



草戸山 | くさとやま (2014/05/06/tue GW)曇り 標高364m 東京都&神奈川県 参加:部員A&部員M&部員K 



0 件のコメント:

コメントを投稿